売上と粗利の構造把握
売上が大きい商品は何か。そのうち、粗利率が高いのはどれか。
「忙しいのに、なぜ利益が残らないのか」
「売上が伸びても、資金繰りが楽にならない」
「どこを変えれば、効果的に利益を伸ばせるか」
実は、この答えのヒントは、すでに社内にあります。
会計ソフトや販売管理システムに蓄積されている「取引明細」「売上」「粗利」「得意先」「回収条件」──これらのデータです。
ただ、データはあっても、それを「意思決定に使える形」にする時間も手も足りない。
そこで、ChatGPTを活用します。
社内の取引データを素材に、AIと対話しながら「経営判断に必要なこと」を即応的に分析・検証する
売上が大きい商品は何か。そのうち、粗利率が高いのはどれか。
得意先ごとに、どの商品で儲けているか。「売れているのに儲からない」商品はどれか。
掛取引が多く、回収が遅い取引先はどこか。資金繰りを圧迫している構造を発見。
低粗利なのに、取引先数が多く現場負荷が高い商品はどれか。
これらを、経営者が「問い」を出すたびに、その場で集計し、結果を見て、また次の問いへ進める。
このサイクルが、意思決定の速度と質を同時に上げます。
つまり、思いついた瞬間に検証できる。
検証できるから、決断できる。
以下のうち、1つでも当てはまるものがあれば対象です。該当する項目が多いほど、優先順位付けと打ち手の整理が必要です。
課題に応じて、必要データの確認→その場での分析→次の一手の優先順位まで伴走支援します。
掛取引か現金取引か、支払サイトは翌月か翌々月か、金額の集中度はどうか。
これらを整理することで、「回収不能リスク」だけでなく、「債権の寝かせすぎ=資金繰り圧迫」が見えてきます。
売上だけを見ると「主力商品」が分かりますが、それだけでは足りません。
売上Top10に粗利率を付けることで、「売れているが儲からない商品」と「売れていて儲かる商品」が分かれます。
得意先ごとに、売上・粗利・粗利率を出すと、経営者の体感とズレていることがよくあります。
「大口だと思っていたが、利益が薄い」「売上は小さいが、利益を稼いでいる」──こうした発見が、重点顧客の再定義につながります。
得意先ごとに「最も粗利額を稼いでいる商品」を抽出すると、提案の方向性が変わります。
「クロスセルの余地がある先」「条件を見直すべき先」が、構造として見えてきます。
「儲けが薄い商品」を出すだけではなく、その商品を買っている得意先の数も付けます。
すると、「取引先数が多いのに儲からない=現場負荷が高い」という構造が見えます。
ChatGPTを使った対話型分析の一例
AIツールは誰でも使えます。
しかし、「何を問うか」「どう読み解くか」「次に何をすべきか」──これを導くのが、中小企業診断士の経営知識です。
私たちは、経営者や社員の皆さまとの対話を通じて、表面的な数字の羅列ではなく、本質的な課題の把握へ。単なる分析結果ではなく、具体的な打ち手へ。御社の経営をより良くするための分析へと導くお手伝いをいたします。
| 観点 | 導入前 | 導入後 |
|---|---|---|
| 経営者の悩み | 「忙しいのに儲からない」で止まる | 悩みが「問い」に変換され、即検証できる |
| 分析の着手 | 担当者任せで止まりがち | 経営者が口頭で指示→AIが即集計→次の問いへ |
| スピード | 依頼→数日後→手戻り→また待つ | 手戻りがその場で潰れる |
| 会議の質 | 感想戦・経験談中心 | 事実ベースで論点が絞られ、決める会議になる |
| 施策の具体性 | 「値上げした方がいいかも」で止まる | 「どの商品を」「どの得意先に」まで具体化 |
| 観点 | 導入前 | 導入後 |
|---|---|---|
| 目線合わせ | 経営者は利益を見て、営業は売上で動く | 共通言語が「売上+粗利+条件」になる |
| 営業の優先順位 | 感覚で決まる | 得意先別の粗利率で優先度を決められる |
| 提案内容 | 属人的・売れ筋中心 | 得意先×商品で「刺さる利益商品」が見える |
| 値引き運用 | 現場判断で積み上がる | 粗利率に即反映され、ルール化しやすい |
| 教育・育成 | 先輩の勘に依存 | 具体的な判断基準が共有され、若手が早く戦力化 |
ご興味がありましたら、まずはお気軽にご相談ください。どんなデータがあるか、どんな意思決定をしたいかをお聞きしながら、最短ルートでご提案いたします。
課題に応じた質問に回答いただくことで、スムーズにご提案できます